わが国経済は、
世界経済の同時的な減速などから、
景気の現状はプラスの
成長率は期待できない
状況下にあります。
政府におかれては、税収が悪化低迷する中、急速な人口の
少子・
高齢化等に伴う
経費の
増大や、公債の累増に伴う
国債費の
増大等により、ますます硬直化する
財政構造に思い切った見直しを実践し、これらの
状況を打破すべく、
日本経済の再生を図る、
改革断行予算を決めたところであります。
一方、
地方自治体は、
地方分権化を進め、「自助と自律」による新たな国、
地方の関係を確立するため、国の関与の
縮減、
行財政基盤の拡充、
地方財政の
健全化、
制度改革などに一体的な取り組みが求められております。
本市におきましても、みずからの責任と
選択において、
自立に向けた
都市基盤整備と
地域力を高める
施策の
推進が必要となっております。
私たちは、時代の
変化、
市民意識の
変化を的確に把握し、みずからを変革させることを恐れず、チャレンジを続けることで、さらなる
成長を遂げていくことが可能であります。
本年は、特に
市民一人ひとりが住んで安心、暮らして安全を実感でき、より
満足度が高く、活力ある
まちづくりの
推進が
基本と考えております。
14年度
予算編成に当たりましては1)
生活関連社会基盤整備の
推進2)
防災対策の
強化推進3)活力ある
まちづくり関連施策の
推進4)
少子・
高齢化に対する
施策の
推進5)
情報化(
IT)
施策の
推進6)
環境対策の
推進7)
広域行政の
推進を
重点目標として積極的に取り組むとともに、当面する各般の
政策課題に果敢に対応してまいります。
国、県の
動向にも留意しつつ、
行政サービスを幅広く見直し、厳選を行い、例年にない
経費の
縮減に努めたところであります。
さらに
市民の心豊かなくらしの実現と、21
世紀に力強く発展する
新城を築くことを目指し、メリハリのある「
新生自立型」
予算の
編成を行ったところであります。
この結果、
一般会計は132億8,100万円で、前年度比0.8%減、各
特別会計合計では前年度比5.9%増の88億8,700万円、各
企業会計合計では、前年度比4.0%増の86億8,800万円、総計308億5,600万円により、前年度比2.4%増で、3年連続して300億円の大台を
確保しました。
最初に、
歳入について申し上げます。
歳入の大宗を占める
市税については、
景気の
動向や過去の
推移等を考慮し、前年度比1.2%増の46億8,600万円を計上しております。
利子割交付金につきましては、郵貯の高
利率期の
定額貯金の満期がピークを終えたことから、前年度比60%減の5,500万円を計上し、
地方交付税は、大幅な
制度の改正を的確に見込み、前年度比7.9%減の26億7,000万円を計上しました。
国庫支出金につきましては、
一般財源化に伴う
動向の把握と的確な
財源確保に努めるとともに、
県支出金についても
情報収集に努め、
補助制度を十分研究し、的確な見積もりにより計上しました。
地方債については、
重要度、
緊急度の高い
事業を円滑に
推進するために活用することとし、
地方交付税の
振り替え分の
臨時財政対策債3億8,000万円を含め、12億8,800万円を計上したほか、
財政調整基金から2億5,000万円、また
土地開発基金から1億5,000万円を繰り入れるなど
歳入の最大限の
確保に努めました。
次に、歳出については、
総合計画の四つの
都市目標に沿って、順次、ご
説明申し上げます。
都市目標第1は「出会いと創造のある
交流都市」であります。
その
施策として「
利便性と
中枢性の高い
まちづくり」についてであります。
21
世紀の新
交通大動脈として期待される第二東名高速道路、さらに本市にはインターチェンジと
パーキングエリアの設置が予定されております。これらの
インフラ整備に先駆けて、周辺の
基本計画のための
調査研究を行ってまいります。
道路新設改良事業では、
道路網構想の
推進に向けて、
継続路線である
新城南部企業団地の
アクセス道路萩平野川
大田線、
一鍬田大原線3期工事、三月
日外畑線。国道151
号バイパス関連道路の
須長線、そのほか、
塩沢線、
市川線などの
整備をしてまいります。
中心市街地活性化対策については、(仮称)
新城駅
南地区の
土地区画整理事業調査を行い、
基本構想策定に向けてより
具体化を図ってまいります。また、
都市計画道路栄町線は、15年度の
事業着手に向けて用地の
不動産鑑定、物件の
補償調査を行い、
国庫補助事業採択のための準備をしてまいります。
都市計画道路新町線については、今年度完成させ
供用開始の運びであります。
公共交通整備では、
検討委員会から提案をいただき、
廃止路線代替バスを市役所、
市民病院まで
路線延長、
北部線の試走も継続し、その効果を探ってまいります。
土地区画整理事業として、
上市場地区では
平成17年度完成を目指し、
地区内道路の舗装を完成させ、
田町川地区ではこの1月、組合が設立し、本格的に
事業が開始されていきます。石田・橋向地区については、現況測量を実施し、
事業化に向けた基礎資料を
整備してまいります。
また、新庁舎建設については、住民の意識調査や研究報告書、近年の建設事例などを参考にして、PFIの活用の可能性等も検討に入れながら、建設
基本計画方針を策定していきます。
次は「交流と定住を促進する
まちづくり」の
施策であります。
ペンシルベニア州、インディアナ州での第3回世界ニューキャッスルサミットに参加し、国際間の強いネットワーク化を図るとともに、友好都市との交流を深め、世界平和と繁栄に努めてまいります。
今年は、
新城市国際交流協会が設立10周年を迎え、記念
事業を計画しております。また夏期の3カ月間米国から大学院生を国際交流員として受け入れ、
市民の語学や国際理解、職員研修などに役立ててまいります。
愛知
新城大谷短期大学は、これまでの実績とその実力を生かし、社会のニーズにこたえ得る力強い大学としてたくましく前進しておられます。公私協力大学として、地域と大学の連携強化、大学と福祉研究機関などをテーマに研究検討を進めてまいります。
昨年は、国内はもとより世界中のすべての人々が心豊かに、平和で安心して暮らすことのできる地球環境づくりを目指して、「平和・友好・環境都市宣言」を行いました。本年は、さらに機運向上のため、一周年の記念
事業を開催します。
都市目標2は「生活
満足度の高い誘力都市」であります。
「働きがいと活力のある
まちづくり」では、
農道、土地改良施設等の農業基盤
整備、林道開設、改良、舗装等の林業基盤
整備を図り、生産性の向上や後継者の育成に努めます。
また、本市の特産物、
新城茶の販売に向けた
調査研究や、世界緑茶協会に入会し、国内外に向けて緑茶の普及を目指してまいります。
県民茶会もこの9月に本市において開催され、これらについても支援してまいります。
景気対策の一環として、中小企業者向けの緊急的な運転資金、準備資金短期借入資金融資のための預託金を増額し、支援をより強力にしてまいります。
観光対策としては、桜淵公園の桜のライトアップを試みるほか、豊川右岸にトイレを新設し、観光客や
市民の利便を図ってまいります。
新城南部、八名井企業団地については、新聞等への広告掲載などにより、残り用地の完売に向けて積極的な誘致活動を展開してまいります。
三河材流通加工センターは本年度完成し、流通加工の拠点として、三河材産地化の促進と地域林業、木材産業の振興が図られます。
商工業振興対策、TMOの
推進にも積極的に支援しているところであります。
次に「調和のとれた安全で快適な
まちづくり」の
施策では、循環型社会形成への
環境対策や快適に暮らすことのできる生活関連社会資本の
整備に努めてまいります。ISO14001につきましては、継続的にシステムを見直し、運用の改善、職員の環境意識の向上を図り、取り組み内容の充実向上を図ってまいります。
また、木質バイオマスをはじめ太陽光、風力など自然エネルギーの利用による環境負荷の少ない地域新エネルギービジョンの策定を研究してまいります。
厨芥類堆肥化のためのモデル地区を増設し、水分含有割合の高い厨芥類を堆肥化することにより、廃棄物の資源化、循環型農業の一助を目指し、
調査研究を継続してまいります。
人にやさしい街づくりは、
推進計画に基づき勤労青少年ホームの改修を行い、高齢者や障害者の方にやさしいバリアフリーの街づくりを行ってまいります。
本年は、さらに市内にきめ細かく市道の舗装・側溝改良・道路維持にも可能な限り
予算化して
整備してまいります。
また、地震防災面では、富沢、富岡地区での40トン級防火水槽の
整備をはじめ、木造個人住宅耐震診断、庁舎等耐震診断、防災用資機材等の備蓄、消防団車両の更新、高規格救急車の
整備等、充実強化を図ってまいります。
このほか、コミュニティー消防センター22地区がすべて
整備されたことにより、今後は光熱水費の一部を助成し、地元負担の軽減を図ってまいります。
下水道
事業では、公共下水道
事業として、川田、川田原、野田のうち約15haの面
整備を、農業集落排水
事業として八名井地区に続き、本年度から吉川地区についても供用が開始されます。その他の地区についても、
事業化に向けて
推進を図ってまいります。
上水道
事業は、安全で安定した水道水を供給するため引き続き老朽管更新
事業を実施し、また、第6次拡張
事業では、さらに良質の水供給を目指し、高度浄水(膜ろ過)施設
整備事業を施行していきます。
都市目標3は「安心とあたたかさのある長寿健康都市」であります。
「生きがいと希望のある
まちづくり」の
施策では、
少子高齢化問題について、家族、
市民が支え合う心のゆとりと、地域コミュニティーづくりが必要であります。そうした面から子育てサロンや多機能保育サービスの機能を備えた幼児センター千郷東保育園の改築
整備が完了します。また健やかな
成長を願い乳幼児医療費助成の拡大、ファミリーサポート、手話奉仕員派遣
事業に支援するほか、男女共同参画社会の
推進、ボランティア団体やNPOなどの
市民活動サポート
事業の
推進を図ってまいります。勤労者対策といたしましては、市内の勤労者の方に、住宅・生活資金融資の支援をしていくほか、障害者福祉タクシーの拡充など、福祉増進を図ってまいります。
次に「健康と福祉の
まちづくり」の
施策では、待望の老人保健施設が、本年度開設され、これによりさくらの里の
整備が完了します。また、西部地域福祉センターも着工され、さらに
整備が
推進されます。
また、在宅介護における医療の専門的サービスを提供する訪問看護ステーションの
具体化に向けて、
調査研究をしてまいります。
介護保険
制度は、導入から3年目を迎え、実績の検討を踏まえて、より適正な運営に最善を尽くしてまいります。
国民健康保険財政は、加入者の
高齢化、受診率の上昇による医療費の
増大等、財政運営は非常に厳しいものがありますが、より一層健全経営に努め、
事業を充実してまいります。
市民病院事業としては、産婦人科病棟の改修により、陣痛・分娩・回復が一つの部屋でできるLDRシステムを取り入れるとともに、室内は病室のイメージをできる限り取り除き、一般家庭により近い温かい雰囲気のものとし、出産時の精神的な緊張感・不安感を和らげるように、お産環境の改善を図るのをはじめ、医療体制の充実、医療機器の
整備と地域住民に、より充実した病院として、また地域に根ざした基幹病院としての使命を果たしてまいります。
都市目標4は「愛郷心をはぐくむヒューマン都市」であります。
「心豊かな人と文化をはぐくむ
まちづくり」については、日中友好30周年記念「日本の雅・中国の宴」への公演依頼を受けた
新城歌舞伎を全面的に支援するとともに、伝統と歴史に裏打ちされた地域の文化の継承、新たな発掘に努めてまいります。
前期旧石器時代の貴重な遺跡と推定される加生沢遺跡周辺の
調査研究委員会を設置し、より深めた研究をしてまいります。
また、市制50周年を見据えて、
新城市誌編纂委員会を立ち上げ、資料編さんに向けての準備研究をしてまいります。
設楽原歴史資料館では、設楽原の鉄砲奉行前田利家夫人を中心に、戦国武将夫人書状展を開催し、戦国女性の役割を感じとっていただきます。
スポーツ施設の
整備、スポーツ活動への参加の促進、今後の生涯スポーツ
施策について総合的な振興
基本計画の策定を
推進していきます。その具体的な
施策として総合型地域スポーツクラブの育成に取り組んでまいります。
生涯学習の
推進では、幼児期の子育て支援から青少年の健全育成支援、生涯学習情報誌の刊行など、愛郷の心につなぐ「わたしのまち」活動を
推進します。
未来を担う子供たちが心豊かに幼稚園や学校生活を送れることを願い、幼児センター八名幼稚園の改築、
新城中学校柔剣道場の設計、大野田公民館の設計など、それぞれ学ぶ場所の環境
整備を進めるとともに、今年度から導入される新学習指導要領に沿った、総合的な学習をはじめとした新しい教育課程に取り組んでまいります。
次に「水清く緑誇れる
まちづくり」の
施策であります。
「ふるさとを愛し、誇りを持ち、我がまちを語る」そのためには、自然環境など貴重な
市民財産を継承し、全
市民が愛郷心あふれる
満足度の高い地域社会を目指すことが必要であります。
公共用水域の水質保全対策については、公共下水道
整備、農業集落排水
整備、合併処理浄化槽設置等を継続
推進し、河川環境
整備に努めます。
また、動植物の保全、自然保護の観点、あるいは森林浴により自然に親しみ、憩いの場、保養の場としての「
市民の森」の創設に向けて、引き続き
調査研究をしてまいります。
21
世紀の社会、経済情勢の
変化は、
市民意識や生活様式、さらには行政に対する期待や需要に大きな影響を与えています。
住民自治の時代を迎え、
市民による「しんしろ祭り」の開催への助成や広域自治連合、市町村合併の研究・協議を深めてまいります。
今
世紀の自治体像を真剣に検討するための取り組みや行財政改革、行政評価システムの確立を目指してまいります。財源対策としては、PFIなどさまざまな角度から
推進を図ってまいります。
さらに、本年は個人の権利利益を保護し、
基本的人権の擁護及び
市民に信頼される公正な市政を
推進するため、個人情報保護条例を制定し、開かれた
市民参加型行政の確立を目指すほか、第6次
総合計画策定に向けての準備をしてまいります。
以上、四つの
都市目標について申し上げました。
続いて、国・県が
事業主体の主な
事業について申し上げます。
国道については、151号
新城バイパスの用地買収が竹広地内で引き続き行われ、301号では富岡地内において歩道設置
事業に伴う用地買収と一部工事が予定されております。
また、主要
地方道の道路改築
事業では、豊川
新城線が稲木地内、豊橋鳳来線が一鍬田地内、豊橋
新城鳳来線が中宇利地内で継続し、歩道設置
事業では、豊橋
新城鳳来線が富岡地内で用地買収、一部工事を予定しております。
一般県道
新城引佐線・都市計画道路野田城線が早期
供用開始に向けて、夢の大橋といわれた野田城大橋の橋りょう本体の工事が進められます。
新城総合公園は、14年度屋根付き広場等の
整備をもって完成します。
砂防
事業では、深沢川、猫藪川において流路
整備事業が継続され、新規に権現沢において、用地買収が予定されております。
河川
事業では、田町川で本町地内の用地買収と一部工事が計画されております。
県営ほ場
整備事業の富岡地区では、面
整備がほぼ完了し、換地業務を残すのみとなり、
平成14年度が最終年度となります。
また、緊急農地等防災
事業による中宇利の西宇利池、一鍬田の滝沢池及び富岡の西堤池の老朽ため池
整備工事も引き続いて施行されます。
さらに、豊川総合用水の老朽化に伴う改修
事業としての県営かんがい排水
事業が継続して実施されるほか、治山
事業としては、予防治山工事が稲木、須長地内で、保安林
整備事業が6地区で予定されております。
第二東名は、設計協議確認書の調印の完了した地区から、順次、幅杭設置や用地測量等が実施されていきます。
市としては、財政厳しい中、これら重点
事業が予定どおり
推進されるよう早期実現を目指し、積極的に働きかけてまいります。
さて、冒頭で申し上げましたが、情報技術の進歩でボーダーレス化がさらに進む中、
地方自治体は真の競争力が問われております。
私は、この厳しい環境を危機と見るのではなく、みずからの努力で改革、飛躍のチャンスにしようと考えております。
政治、経済、社会が大きく揺れ動いている現状の中で、これからも公正、迅速な市政をモットーに
自立し、魅力的な「活力溢れる元気都市しんしろ」を目指して全力を傾注する決意であります。
「
新生自立型」
予算の諸
施策を
推進するに当たり、
議員各位をはじめ、
市民の皆様の格別のお力添えを賜りますようお願いを申し上げ、所信の一端と
予算大綱の
説明を終わります。
ありがとうございました。
6:
◯藤原真治議長 説明が終わりました。
ここで10分間休憩します。
休 憩 午前10時32分
再 開 午前10時40分
7:
◯藤原真治議長 休憩を閉じ、本
会議を再開します。
日程第4 議案の上程並びに提案理由
の
説明
8:
◯藤原真治議長 日程第4、議案の上程並びに提案理由の
説明を行います。
第1号議案
新城市職員定数条例の一部改正についてから、第63号議案市道の路線認定についてまでを一括上程します。
提出者の
説明をお願いします。
山本市長。
9:
◯山本芳央市長 ただいま議題となりました第1号議案から第63号議案までについて提案理由の
説明をいたします。
第1号議案
新城市職員定数条例の一部改正については、モデル広域消防体制の計画に基づき、体制の強化を図るため、消防本部及び消防署の職員定数を108人から113人に改め、
新城市職員総数を864人とするものであります。
第2号議案
新城市職員の再任用に関する条例の一部改正については、
地方公務員等共済組合法の一部改正に伴い、引用条文の条文番号を改正しようとするものであります。
第3号議案
新城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律の一部改正により、介護休暇の期間を3カ月から6カ月に改正するとともに、所要の規定を
整備するものであります。
第4号議案
新城市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正については、
地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、育児休業の対象となる子の年齢を1歳未満から3歳未満に引き上げるために、手続き及び経過措置について改正するとともに、関係する条例について所要の
整備をするものであります。
第5号議案
新城市職員の給与に関する条例等の一部改正については、保健婦助産婦看護婦法の一部改正により、資格の名称の変更があったので、関係する3条例について、その職名を「保健婦、保健士」を「保健師」に、「助産婦」を「助産師」に、「看護婦、看護士」を「看護師」に、「准看護婦、准看護士」を「准看護師」に改めるものであります。
第6号議案公益法人等への職員の派遣に関する条例の制定については、公益法人等への一般職の
地方公務員の派遣等に関する法律の施行に伴い、派遣することのできる公益法人等の指定、職員派遣に関する取り決め等に関し必要な事項を定めるものであります。
第7号議案
新城市個人情報保護条例については、個人情報の適正な取り扱いに関し必要な事項を定め、個人の権利利益を保護し、もって
基本的人権の擁護及び
市民に信頼される公正な市政を
推進することを目的として制定するものであります。
なお、これに関連する1条例を廃止し、2条例について所要の
整備をするものであります。
第8号議案
新城市
土地開発基金条例の一部改正については、開発基金の資金のより有効活用を図るため、基金の額を改正するものであります。
第9号議案
新城市火災予防条例の一部改正については、消防法の一部を改正する法律及び危険物の規制に関する政令の一部を改正する政令の公布により、危険物及び指定可燃物の品名の変更に係る所要の規定を
整備するものであります。
第10号議案
新城市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定については、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正により、
新城市立学校の非常勤の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務上の災害に対する補償の範囲、金額及び支給方法その他補償に関し必要な事項を定めるものであります。また、これに関連する1条例について所要の
整備をするものであります。
第11号議案
新城市障害者扶助料条例の一部改正については、扶助料の支給要件及び支給対象者の死亡による未支給分の受給の順序等について所要の規定を
整備するものであります。
第12号議案
新城市遺児手当支給条例の一部改正については、遺児手当の適正な支給を行うため、所得による支給の制限等を実施することに伴い、所要の規定の
整備をするものであります。
第13号議案
新城市市営住宅管理条例の一部改正については、家賃の未納付者に対する督促及び延滞金の納期限に関し所要の規定を
整備するものであります。
第14号議案
新城市特別用途地区建築条例の制定については、建築基準法第49条第1項及び第50条の規定に基づき、特別用途地区内における建築物の建築の制限等及び建築物の敷地、構造及び建築設備に関する制限について、必要な事項を定めるものであります。
第15号議案
新城市公平委員会委員の選任については、
新城市公平委員会委員 細田泰司氏が、
平成14年5月30日をもって任期満了となります。引き続き同氏を選任したいので、
地方公務員法第9条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。
第16号議案
平成14年度
新城市
一般会計予算は、
歳入歳出
予算の総額は132億8,100万円で、前年度対比0.8%減となっております。
歳入につきましては、
市税で、
景気の現状や各税目ともに詳細な見積もりを行った結果1.2%増となっています。また、国・
県支出金については、国・県の
動向の把握に努め、
補助制度を研究し、的確な
財源確保に努めました。
歳出につきましては、各種の基盤
整備をはじめ、幼児センター千郷東保育園及び八名幼稚園の改築、西部地域福祉センターの建設、田町川土地区画整理、
中心市街地活性化対策など
市民生活に直結する
事業を大幅に充実しました。また、乳幼児医療費及び障害者福祉タクシーの助成拡大や離職者緊急対策奨学金補助、緊急地域雇用創出
事業などきめ細かい配慮もいたしました。
そのほか、木造個人住宅耐震診断、庁舎等耐震診断などの
防災対策、地域新エネルギービジョン策定のためのバイオマス等利用研究
事業などを進めてまいります。
第17号議案
平成14年度
新城市国民健康保険
事業特別会計
予算は、
歳入歳出
予算の総額は23億5,200万円で、前年度対比6.3%増であります。増額の主なものは、歳出では、老人保健拠出金の増額であります。
歳入では、
国庫支出金・療養給付費交付金・繰入金の増額であります。
第18号議案
平成14年度
新城市有線放送電話
事業特別会計
予算は、
歳入歳出
予算の総額は7,300万円で、前年度対比18.0%の減額であります。
有線放送電話施設を良好な状態に維持管理するため本部機器の点検調整、外線路の保守補修を行うものであります。
第19号議案
平成14年度
新城市公共下水道
事業特別会計
予算は、
歳入歳出の総額は10億5,800万円で、前年度対比で9.4%の減額であります。
主な
事業としては、
新城、豊島及び中市場の処理分区について普及率を向上するため、面
整備を継続して実施するとともに、新たに川田処理分区の
事業実施に向け調査を進めます。
第20号議案
平成14年度
新城市地域下水道
事業特別会計
予算は、
歳入歳出の総額は900万円で、前年度対比12.5%の増額であります。引き続き健全な維持管理に努めてまいります。
第21号議案
平成14年度
新城市老人保健特別会計
予算は、
歳入歳出
予算の総額は33億5,300万円で、前年度対比9.1%の増であります。増額の主なものは、医療諸費の伸びによるものであります。
第22号議案
平成14年度
新城市農業集落排水
事業特別会計
予算は、
歳入歳出の総額は4,110万円で、前年度対比76%の減額であります。これは吉川地区の
事業が本年度末に完了することによるものであります。
第23号議案
平成14年度
新城市介護保険
事業特別会計
予算は、
歳入歳出の
予算総額は15億7,750万円で、前年度対比30.0%の増であります。増額の主なものは、保険
制度定着による利用増によるものと「さくらの里」地内に新設予定の介護老人保健施設・通所リハビリテーション施設に係る施設サービス費及び居宅サービス費の新規増加分であります。
第24号議案
平成14年度
新城市
新城市民病院事業会計
予算は、収益的収支につきましては、医薬分業により外来収入の減に伴い59億1,751万円で、前年度対比3.9%の減額となります。
また、支出についても薬品費の減額等で62億618万7,000円で、前年度対比3.8%の減額となっております。
資本的支出につきましては、医療環境の
整備充実を図るため、産婦人科病棟の改修、高度医療機器の導入などで3億7,823万5,000円を計上しました。
第25号議案
平成14年度
新城市水道
事業会計
予算は、収益的収入では8億429万5,000円で、前年度対比1.2%の減額であり、支出につきましては7億7,723万7,000円で、前年度対比2.6%の増額であります。
また、資本的収入では9億4,089万4,000円で、前年度対比136.1%の増額で、支出につきましては13億438万円で、前年度対比85.4%の増額であり、引き続き石綿セメント管の更新
事業及び鰹淵浄水処理場の設備工事を行ってまいります。
第26号議案
平成14年度
新城市工業用水道
事業会計
予算は、収益的収入は970万9,000円で、前年度対比0.3%の減額で、支出は1,639万円で、前年度対比88.9%の増額であります。
資本的支出については609万8,000円であり、有海浄水場内の沈殿池等の取り壊し工事を行います。
第27号議案
平成14年度
新城市特別会計千郷財産区
予算から、第39号議案
平成14年度
新城市特別会計八名井財産区
予算までの13議案については一括して
説明させていただきます。
財産区
予算の総額は4億2,327万5,000円で、前年度対比6.9%の減額となっております。各財産区とも財産の管理運営に係るものが主なものであります。
第40号議案
平成13年度
新城市
一般会計補正
予算(第4号)は、
歳入歳出
予算、継続費、繰越明許費及び
地方債について補正するものであります。
歳入歳出
予算は5,724万円を減額し、総額を137億1,147万3,000円とするものであります。
歳入につきましては、増額となった主なものとして、繰越金、
市税等で、減額の主なものは
地方交付税、諸収入等であります。
歳出につきましては、総務費における公社先行取得土地の買い戻し、職員手当等の増額、その他の費目については、
事業費確定による減額調整が主なものであります。
また、新しくJR野田城駅前公衆トイレ設置工事等を予定しております。
第41号議案
平成13年度
新城市国民健康保険
事業特別会計補正
予算(第2号)は、
歳入歳出
予算総額にそれぞれ1億1,669万9,000円を追加し、総額をそれぞれ24億109万5,000円とするもので、主な内容は保険給付費の伸びによるもので、財源は繰越金を充てるものであります。
第42号議案
平成13年度
新城市有線放送電話
事業特別会計補正
予算(第1号)は、
歳入歳出とも192万9,000円を追加し、
予算総額を9,092万9,000円とするものであります。主な理由は前年度繰越金の確定によるものであります。
第43号議案
平成13年度
新城市公共下水道
事業特別会計補正
予算(第1号)は、
歳入歳出とも5,433万6,000円を減額し、
予算総額を11億1,366万4,000円とするものであります。主な内容は、管渠
整備事業の確定に伴う水道移設負担金の減額及び豊川流域下水道の汚水量の確定に伴う維持管理負担金の減額等であります。
第44号議案
平成13年度
新城市老人保健特別会計補正
予算(第2号)は、
歳入歳出とも2億4,754万5,000円を追加し、
予算総額を33億3,795万5,000円とするもので、主な内容は医療諸費における給付費の増加によるものであります。
第45号議案
平成13年度
新城市農業集落排水
事業特別会計補正
予算(第2号)は、
歳入歳出とも4,569万4,000円を減額し、
予算総額を1億2,618万9,000円とするもので、主な内容としましては、吉川地区
事業量の確定に伴うものであります。
第46号議案
平成13年度
新城市介護保険
事業特別会計補正
予算(第2号)は、
歳入歳出とも3,125万円を減額し、
予算総額を12億2,085万6,000円とするものであります。
歳入の主なものとしては、第1号被保険者の増加に伴う保険料の増額と保険給付費の変動に伴う国庫負担金の減額であります。
また、歳出においては、保険給付費の変動に伴う過不足の調整、事務費の過不足の調整であります。
第47号議案
平成13年度
新城市
新城市民病院事業会計補正
予算(第1号)は、収益的収入につきましては、診療収入の増加により外来収益を増額するものであります。
収益的支出につきましては、高度専門医療に伴う検査及び手術件数の増加により、薬品費及び診療材料費が不足するため増額し、その他雑損失では旧
新城医師歯科医師会館が
新城市に寄付されたことにより出資金を減額するものであります。資本的収入につきましては、補助
事業の
決定により補助金を計上するものであります。
第48号議案
平成13年度
新城市水道
事業会計補正
予算(第1号)は、資本的収入につきましては、老朽管更新
事業の補助金額の確定による減額並びに第6期拡張
事業の企業債を増額補正するものであります。
第49号議案
平成13年度
新城市工業用水道
事業会計補正
予算(第1号)は、収益的支出につきましては、人件費並びに減価償却費の増額補正をするものであります。資本的支出につきましては、借入金償還金を計上するものであります。
第50号議案
平成13年度
新城市特別会計千郷財産区補正
予算(第1号)から第60号議案
平成13年度
新城市特別会計八名井財産区補正
予算(第1号)までの11財産区の補正
予算議案については、一括して
説明させていただきます。
総額で2,540万1,000円の増額をお願いするもので、
歳入では、財産処分による増額、繰越金の増額等が主なもので、歳出では、森林組合への委託料の増額、区への補助金及び予備費の調整であります。なお、吉川上林組財産区については、今年度決算で会計事務は終了します。
第61号議案
新城地方教育事務協議会規約の変更については、愛知県の
地方機関の再編に伴い、
新城教育事務所が
新城設楽教育事務所と改まるので、規約を変更するものであります。
第62号議案市道の路線廃止について及び第63号議案市道の路線認定についての2議案は、県営ほ場
整備事業新城2期地区の千郷西工区及び野田工区の工区内、並びに民間開発
事業に伴う開発地区内で廃止または新設された市道について、道路法の規定に基づき、路線の廃止と認定をお願いするものであります。
以上、条例案件14議案、人事案件1議案、当初
予算案件24議案、補正
予算案件21議案、その他案件3議案につきまして提案理由の
説明をさせていただきました。よろしくご審議賜り、適切なご
決定を賜りますようお願い申し上げまして
説明を終わります。
ありがとうございました。
10:
◯藤原真治議長 説明が終わりました。
ここで議案の審議方法についてお諮りします。第40号議案
平成13年度
新城市
一般会計補正
予算(第4号)から第60号議案
平成13年度
新城市特別会計八名井財産区補正
予算(第1号)までの21議案については、本日審議したいと思いますが、これに
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
異議なしと認めます。よって、第40号議案から第60号議案までの21議案は、本日審議することに決しました。
日程第5 議案の審議
11:
◯藤原真治議長 議案の審議に入ります。
第40号議案
平成13年度
新城市
一般会計補正
予算(第4号)から第60号議案
平成13年度
新城市特別会計八名井財産区補正
予算(第1号)までの21議案を一括議題とします。
質疑に入ります。款項目を明示の上、お願いします。
最初に、第40号議案
平成13年度
新城市
一般会計補正
予算(第4号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第41号議案
平成13年度
新城市国民健康保険
事業特別会計補正
予算(第2号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第42号議案
平成13年度
新城市有線放送電話
事業特別会計補正
予算(第1号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第43号議案
平成13年度
新城市公共下水道
事業特別会計補正
予算(第1号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第44号議案
平成13年度
新城市老人保健特別会計補正
予算(第2号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第45号議案
平成13年度
新城市農業集落排水
事業特別会計補正
予算(第2号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第46号議案
平成13年度
新城市介護保険
事業特別会計補正
予算(第2号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第47号議案
平成13年度
新城市
新城市民病院事業会計補正
予算(第1号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第48号議案
平成13年度
新城市水道
事業会計補正
予算(第1号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)
別に質疑もないようですから、質疑を打ち切ります。
次に、第49号議案
平成13年度
新城市工業用水道
事業会計補正
予算(第1号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
発言する者なし)